戦略的創造研究推進事業先端的低炭素化技術開発(ALCA)の研究開発課題に採択

科学技術振興機構の戦略的創造研究推進事業 先端的低炭素化技術開発(ALCA)の平成27年度提案募集事業特別重点技術領域「ホワイトバイオテクノロジーによる次世代化成品創出」において、平成27年度の提案募集96件の応募の中から採択された16件の中の一つの研究に当研究室の研究課題が選ばれました。

プロジェクトのタイトルは セルロースナノファイバーを用いた高機能性プラスチック極限軽量断熱発泡部材の開発で、京都市産業技術研究所、京都大学生存圏研究所、星光PMCとの共同提案です。その目的は、セルロースナノファイバー(CNF)と可塑性高分子のナノコンポジットから、発泡倍率が10倍以上で、空隙径を数μmからnmオーダ領域にまで微細化させた高比強度軽量発泡部材を創製することです。それにより、CO2の削減、低炭素社会の実現に貢献します。