研究紹介Research
1. 電気化学プロセスの反応工学的モデリング
燃料電池などの電気化学反応への反応工学の拡張を目指して、固体高分子形燃料電池を反応器としてモデル化する研究などに取り組んでいます。
- 固体高分子形燃料電池(PEFC)の反応工学的モデリング
PEFCを反応器として捉え、設計目的の数値シミュレーションを可能とする数学モデルを構築している。
2022年3月31日にPEFCシステムのダイナミックシミュレーター FC-Dynamo を公開しました
- 有機電解合成プロセスの開発とモデリング
水を還元する水素製造とアルコールなどを酸化する化成品合成をカソードとアノードで行う電気化学プロセスの開発を行っています。
2. 機能性材料の開発と材料製造プロセスの開発
各種機能性材料の開発,材料製造プロセス自体の開発と反応モデリング、反応器モデリングに関する材料反応工学に取り組んでいます。
- プラズマCVD法(化学気相成長法)による窒化アルミニウム膜の製造とプロセスモデリング
- 各種炭化水素からの炭素生成機構の解析
- 太陽電池用ペロブスカイトCVDプロセスの開発