2010年度第2回(通算第15回)粒子帯電制御研究会
講演会:「最新,粉体塗装技術情報」
本年度第2回(通算第15回)粒子帯電制御研究会を,以下のとおり開催いたします。
産官学から多数のご参加をお待ちしております。
■協賛:粉体塗装研究会
■日時:2010年 8月30日(月)13:10〜17:00
■場所:同志社大学/東京オフィス
〒100−0004 東京都千代田区大手町2丁目6番2号 日本ビルヂング5階566区
TEL 03-3516-7577
地図 http://www.doshisha.ac.jp/information/facility/tokyo_o/
■交通:JR「東京」駅八重洲北口又は新幹線日本橋口から徒歩5分
■参加費:2000円(当日会場にて,ただし,大学および公立研究機関は1000円)
■講演会
- 13:10−13:40: 「静電粉体塗装に関する最近の話題」
(粉体塗装研究会 会長) 竹内 学氏
- 13:40−14:30: 「静電粉体塗装プロセスにおける最新技術動向」
(旭サナック株式会社 塗装機械事業部 技術開発部 次長) 柳田 建三氏
- 14:50−15:40: 「粉体塗装システム」
(日本パーカライジング株式会社 プラント事業部アイオニクス部 担当部長) 森田 忠夫氏
- 15:40−16:30: 「メタリック粉体塗料について」
(大日本塗料株式会社 金属焼付塗料事業部 チームリーダー) 山本 義明氏
- 16:30−17:00: 総合討論
- 17:00−19:00: 懇親会
【講演概要】
- 「静電粉体塗装に関する最近の話題」
静電粉体塗装は無公害、省資源の塗装技術として近年注目を集めている。
本講演では,続く3件の講演の序章として,静電粉体塗装の原理,特徴を述べる。
また,いくつかの最近の話題を紹介する。
- 「静電粉体塗装プロセスにおける最新技術動向」
静電粉体塗装プロセスにおいて,粉体塗料の荷電方法として広く採用されてい
る「コロナ帯電方式」と「摩擦帯電方式」について概説し,「塗着効率の向上」と
「優れた塗膜外観」を両立する上で解決すべき技術的課題と対策について解説する。
その他,粉体塗装ガン以外で重要な周辺機器(定量供給装置、自動塗装機器
等)についても概説する。
- 「粉体塗装システム」
環境に優しい粉体塗装は,無溶剤の塗装方法である。一方,
1)塗料の色替えに時間がかかる,2)薄塗りができない,
3)塗装面の平滑性が劣るなどの課題があるが,@溶剤塗装
並の短時間色替え可能なブースA帯電量を向上したパルス
荷電式ガン及び塗料の使用量を削減する定量供給機を装着
した最新の粉体塗装システムについて紹介する。
- 「メタリック粉体塗料について」
VOC(揮発性有機化合物)規制の施行に伴い,溶剤排出がなく,
塗料の回収再利用が可能な粉体塗料への転換は進みつつある。
代表的な意匠性塗料であるメタリック塗料においても粉体化は着実に普及しはじめ,
さまざまな用途での採用,検討がなされている。
メタリック粉体塗料は,アルミ顔料の含有により,意匠性,塗装作業性,
回収再利用等でソリッド系塗料とは異なる課題が発生するが,
アルミ顔料のボンディング処理技術により改善されつつあり,
開発状況を報告する。
■代表:松坂修二,副代表:松山達,幹事:白川善幸,綿野哲,特別幹事:竹内 学
■参加の申し込み(連絡先):松坂 e-mail: matsu@cheme.kyoto-u.ac.jp
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通算第15回粒子帯電制御研究会申し込み
1.お名前:
2.所属:
3.連絡用メールアドレス:(送信メールアドレスと異なる場合のみ)
4.懇親会 「出席・欠席」のいずれかを記入
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